世界一周美容師HIKARI(hikari_1111m)です。
私の旅で恒例になってきた世界の美容用品店コーナー!
ミャンマーの美容事情を調査する為、今回はヤンゴンにあるアウンサンマーケットに行ってきました。
アウンサンマーケットとは現地ミャンマー人にも人気のマーケットでローカル価格で買い物できたり、宝石などを買いに日本からのバイヤーも多いことで有名なマーケットです。
そんなミャンマーの美容品店で売っていた商品や日本とどう違うのか比較してきました。
日本に比べて輸入品が多いミャンマーの美容事情から色々な事が見えてきたので
今日はそれについて書いていきます^^
ミャンマーの美容用品店から見えるこの国の美容事情
日本との違いは美容用品店が密集していること
マーケットの中には沢山の美容商品を売っているお店がありました。
日本のように美容師の免許がないと入れないなんて事はなく、
誰でもどんな人でも美容室で取り扱っているプロ用商品を気軽に買うことができます。
こんな感じのお店が10件位このマーケットには密集していました。
デパートで買う事もできるけど、結構高額だったり業務用商品の種類も少なかったりするので
現地のミャンマー人美容師はここから仕入れているようです。
ここはミャンマー内で一番美容商品が揃うみたい。
こんな感じで美容の商品がぎっしり並べて売ってありました。
一つのお店でも十分欲しいものは揃えることができるけど、
お店によって若干置いている商品が違うみたいでした。
お店も一か所に密集していたのであっち行ったりこっち行ったり色々見て比べてから買うことができます。
日本だと美容の材料屋さんは一か所一か所離れてたりするので
ここ!って決めたらそこでしか買わざるを得ないので不便なんだよね。
そこがミャンマーと日本の美容用品店の大きな違い。
日本でも、美容マーケットって感じで一か所に何件もお店密集してたら
普段激務で時間がない美容師からしたらかなりありがたいんだけどね。
あっちいったりこっち行ったりしてるとせっかくの貴重な休みがそれだけでつぶれちゃうのももったい無いしね。
美容師はとにかく時間がない人が多いので。
私マーケット作っちゃおうかな。w
ミャンマーの美容商品のほとんどは海外からの輸入品
そして値段も日本の美容品店に比べて約半分~3分の1の値段でした。
そのほとんどは輸入品で主に中国やタイから仕入れています。
理由は安いからです。
とにかく質よりも安さ重視で輸入しているみたいです。
この業務用カラー剤も日本円で300円位。
日本だと物にも寄りますが大体2倍以上はします。
買うときはスタッフにこれ欲しいと言い在庫をお店の奥から出してもらって購入できます。
これはパーマとストレートの薬剤。
ミャンマーでも縮毛矯正やパーマは大体どこでもメニューに組み込まれているみたい。
個人的に業務用のパーマやストレートの薬剤を一般の人が気軽に買えちゃうのはかなり危険だと思う。
カラーに比べて事故につながる確率が高く、間違った知識や技術でやると取り返しがつかない事になるからです。
この辺は日本の方が安心ですね。
美容師しか取り扱えない薬剤なので。
これは中国のコンディショナー。
ショウガのエキスが入ってます。
値段はこの大きさで350円位。
これはトリートメント。
300円位。
めっちゃ安いしそろそろなくなりそうだったので試しに一つ買ってみました。
シャンプーは2リットル~
売っていました。
500円位で買えるみたい。
激安、、、!
パーマ剤も種類は日本より少ないけど売ってました。
オキシー(カラーなどに使う2剤)18パーセント!!
日本では使用するオキシーは6%までと決まっているんですが、
これは初めて見ました。
威力は、、、かなり凄いんだろな、、、
パーマ用のロッド(パーマかけた時にクルクル巻くやつ)もちゃんと売っていました。
日本と同じく細いのから太いのまで色んな種類のがありました。
パーマの時に使うやつ。
薬剤がポタポタこぼれないようにするためのもの。
美容品店なんで勿論タオルも沢山売っていました。
スタンドクランプ(よく美容師がこれにヴィッグ刺して練習するやつです。)
手前のクルクルは何なんだろう?
見たことないな、、、。
ヴィッグも売ってるので、練習もできますね。
やっぱりどこの国でも練習はするんだろうなぁ。
コーム(くし)やハケ(カラー塗る時に使うやつ)も。
なんか見た感じは日本のとほとんど変わりませんね。
バリカン。
7500チャット(561円)
安いけど中国製だからな~っていう。
アイロンやコテもあります。
これは見本で、言えばちゃんと新品出してくれます。
無かったら見本のやつになっちゃうみたいだけど、、、。
メイクボックスもちょっとだけ売っていました。
シザー
大体どこのお店もこんな感じで雑にディスプレイされてて
種類も2~3位。
開閉してみると明らかに切れなさそうな感じだった。
切れ味良くないハサミって開閉してみると重いってかギシギシしますよね?
それです。
いや、これで髪を切れるのか?ってレベル、、、。
値段は700円位。
セニングも質は良くないです。
開閉するたびにギシギシします。
んーなんかね、、、
ミャンマーのカット料金ってどこもシャンプーと同じくらいっていうかとにかく安いんですよ。
大体500円~1000円ぐらいが相場。
このシザーの値段はカットの値段に比例してるんだろうね。
カット自体そこまで重要じゃないというか、、、。
そして日本の商品はほんとに少ししかありませんでした。
その理由は日本製はやはり質が良い分高いからだそうです。
お店のスタッフがそう言っていました。
日本語がちょっと怪しいから日本の商品じゃないような物もたまにあります。
買うときはよく見て買わないとですね。
なぜかヴィッグはハイクオリティ
このマーケットにはヴィッグ屋さんも何件かありました。
しかも結構色んな種類があって驚きました。
下手したら日本よりクオリティ高いです。
カラーや長さストレートかカールかなど種類も豊富。
ミャンマーでこういうヴィッグを被ってる人は今の所見たことが無いけど、どんな時に被るんでしょう。
でもこのほとんどが輸入品らしい。
値段はデザインにもよるけど、大体1000円~3000円くらいまで。
私がびっくりだったのはこのヴィッグ達です。
だいぶ本気なコスプレイヤーが被るようなデザインの派手派手カラーのラインナップです。
こんなにたくさんカラーがあるの。
個人的に被るとしたら水色がいいなぁ。
これは結婚式の時とかに被るヴィッグ。
右のバラのやつを一緒に行ったミャンマー人の友達にかぶせたらだいぶ面白い感じになってました。
一応このマーケットの中に日本のお店があったんだけど、隅の方に少しだけカラー剤がありました。
最後に
このマーケットのお店はどこもかなり安いけど、
この国の物価を考えるとこういう美容用品もローカル価格で安くないと
美容業者も一般の人も買いづらいんだろうなぁというのが分かりました。
ミャンマーは東南アジアの中でも結構な、かなりの最貧国です。
ご飯だってローカル価格だと一食150円で食べれちゃうくらいですからね。
街を歩いてると物乞いが沢山いますしね。
そもそもミャンマー製品自体がほとんどなくて輸入に頼らざるを得ないから、中国やタイから取り寄せてるらしい。
この国の美容はそのほとんどが輸入で賄っているんですね。
でも日本の美容業界は国内で色んなメーカーが良い商品を沢山出してるから、どんどん質のいい薬剤とか今までできなかったことができるように常に進化して行ってますよね。
例えば最近よくある髪質改善とかね。
日本も自信もって世界でトップクラスの美容大国って言えるよ。
そしてミャンマーの美容業界に日本の美容業界も参入できるチャンスがいくらでもあると実感しました。
現地の店のスタッフも日本の美容商品が良いのは知ってましたからね。
でもこの国の物価からしたら日本のは高いっていうのが彼らからしたらマイナスポイントなんだろな。
だからって物価の低い国に合わせて価格を下げる必要はないしそれは違うけど、
日本の価値が高いという事が認知されてるなら、ミャンマーにも日本の美容文化や技術を広める事はそう難しくないように思えますね。
実際ある程度お金を持っていて美容を学びたいミャンマー人は何十万も払って日本人美容師に技術を教えてもらってる人もいるみたいだし。
でも大体の人は貧しくて学びたくてもそういうチャンスが巡ってこない。
それがミャンマーの今の美容事情なんだろうな。
私にも何かできる事はあるのかな。
色んなことを考えさせられました。
最後まで読んでもらいありがとうございます♪
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